【原因】米不足の本当の理由は大阪万博とふるさと納税?ミヤネ屋放送事故!

事件

米不足の本当の原因は大阪万博とふるさと納税ではないかとネットでは話題になっています。

実際はどうなのか検証していきます。

米不足の現状

前年比で2%米増産

まず、米の生産量は増えています。

令和6年産水稲の収穫量(主食用)は679万2,000t(前年産に比べ18万2,000t増加)と見込まれます。また、全国の作況指数は101(平年並み)と見込まれます。(農水省)

これは前年に比べて、約2%増えていることを意味しています。

価格は前年度比60%UP

供給量は増えているにもかかわらず、価格が上がっているということは需要が増えていることを意味しています。

普段の米の価格を青丸の時点だとすると、現在は消費量・需要が増えている状態なので、買い手側は赤丸の時点の価格でも、消費したい状態です。

結果グラフのように値段が上がっている状態です。

米不足の本当の原因は大阪万博とふるさと納税?ミヤネ屋放送事故!

個人的には、大阪万博と、ふるさと納税と、米不足ほとんど関係ないと考えています。

大阪万博

大阪万博期間中の来場者数は約2,820万人と見込まれています。そのうち、国内来場者が約2,470万人(88%)、海外来場者が約350万人(12%)と想定。(訪日ラボ)

確かに、万博会場周辺の飲食店で少しくらい高くても米は食べるでしょう。そのため買い占めがおきたというのはまあまあ納得感はあります。

しかし、根本的に万博来場者の9割が日本在住者となると、もともと消費される予定だったものが大阪に移ったに過ぎません。過剰に在庫を抱えてとなれば、米価格は落ち着きます。

仮に、今後4月以降も価格が落ち着かないとなれば、まったく関係なかったことになります。

ふるさと納税説

筆者もポスト主と同じような考えで、

そもそもふるさと納税は去年からできた制度ではなく、米不足が言われるずっと前からありました。

米不足によりふるさと納税の返礼品を米から変更することも十分に考えられます。

米不足がふるさと納税に与える影響は大きいかもしれませんが、逆は微々たるものだと考えられます。

 

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